左官作業
「こて」と呼ばれる道具を使い、コンクリートや漆喰(しっくい)、土などを塀や基礎、建築物の内壁などに塗り付け、面を作る作業です。
家の外装や外構ではコンクリートの地面やタイルなどを貼る前の下地として左官作業を行います。
内壁に対しては、洋風建築が壁紙などを使うのに対し、和風建築で一般的な処理方法では漆喰(しっくい)や土などを手作業で塗りつけます。
漆喰(しっくい)や土などには消臭や保湿などの性能があるものもあり、通常の壁紙では得られない質感も人気です。
均一に美しく塗るためには職人としての技術が必要不可欠。
特に「こて」さばきや材料の柔らかさによって仕上がりが大きく変わるため、単に見たものを真似るだけではできない奥が深い作業となっています。